kazz



<   2006年 03月 ( 12 )   > この月の画像一覧


北京-ウランバートル日記 第10話

 JRM社長の菅原さんのカウントダウンでスタートを切った。どんなペースで走って良いのか解らないので、序所にアクセルの開度を開けてみる。すると早速電線を左に行くところを右に行ってしまい左に戻る。距離を補正し、次の6.75kmのコマ図を目指す。それらしい地点にくるが、距離が合わない、またICOを補正する。どうもホイル径の設定が合っていないようだ。今更補正出来ないので、コマ毎に小刻みに補正しながら進む。CAP走行も初めてなので分岐毎にGPSのCAPを見てみる。小刻みに変化する数字を見て、だいたい合っていることを確認しながら走行しているとGPSの電源が切れた。初日からついてない。ホイル径の合っていないICOのみが頼りとなりなってしまうが、何とかコマ図をひとつづつクリアしていく。GPSは使えないので前走者の土煙を発見すると安心する。

 心配していたライディングには問題無く、スピードが乗るので逆に安定するようである。しかし、砂のワダチが深いところなどが突然現れるとヒヤリとする場面もあり、無理は禁物であることを再確認した。今回のラリーでは以前から決めていたことの中で、「競技を忘れる」ということがあった。これは、絶対に守ろうと前々から決めていた。例えば、後ろから抜かれるとすると、その人の土煙がかぶらなくなるぐらいまでしばらく減速する。絶対に追いかけない。ただし、その後は、自分のベストのペースを出来る限りキープする。そうしようと決めていた。ラリーは長い時間と距離の積み重ねである、モトクロスの15分~20分ぐらいの勝負であれば、ホールショットのまぐれ当たりで良い結果になったりもするが、ラリーではまぐれ当たりは通用しないだろうと予想していた。後ろから来た人を追いかける=オーバーペース→無理なライディング→転倒→故障→修理→リカバリーのための無理なペース→転倒・・と悪循環になるだろうと考えていた。実際パスされることは何度もあったが、付いていくことは無かった。
[PR]
by xr_kaz | 2006-03-02 20:16 | BTOU05

北京-ウランバートル日記 第9話

ETAP2
 朝起きて朝食を手早く済ませ、昨日の残った作業をしにコンテナヤードに向かう、今日も暑く、影を求めて貨車の近くにバイクを移動し、タイヤのエアを見てPIRRELIのステッカーを貼り、GPSをタイラップバンドで固定する。今日スタートとは思えないほどゆったりとした時間が流れている、しかしこの雰囲気も第二陣が来ると一変する。昼食とランチパックが配られ、スタートまで時間が無い中二陣の方々が自分のバイクを確認したり、ばたばたしているのを見てやっとスタートが近づいていることを実感した。キャメルバックに水をいれ、バイクの水タンクに「命の水」を入れる。このタンク単車屋のアンダーガードに付属のもので、2.5リッター入り実際飲まなかったが、精神面での大きな支えになった。キャメルバックの水を遠慮無く飲むことが出来たのはこのおかげだった。
ブリーフィングが終わり、ガードを着てキャメルバックを背負う、ジャケットを着てファスナーを閉めると、何もしてないのに汗が噴出してくる、かなり心配になってきたが行くしかないのでスタート地点へ向かう。コンテナヤードから出るとすぐに砂の道があり、感触を確かめながら走行する。タイヤのエアが2Mpa入っているので砂利でかなりすべる。しかし、スピードを上げていくと違和感を感じ無くなった。スタート地点に到着するとすぐにエコのスタートが始まる。40番まではまだ時間があり、しばらく待つことになる。キャメルバックの水を飲むと温い水が口に入ってくる。普段日本ではない状況で水をどれだけ飲めば良いのか解らない、取りあえず口に含んで少しずつ飲むようにしてみる。喉の渇きはおさまったが、汗が止めど無く出てくる。早く走り出したいが、まだエコのスタートが終わっておらず、もう少し待ちそうだ。周りを見るとトラックの陰にみんなたかって涼んでいる。真似して入ろうとするが、トラックのエンジンがかかり走り出してしまった。みんな散り散りに自分のバイクに戻りそれぞれに時間をつぶしていた。ようやくチェックカードをもらいスタートラインに並ぶ。
[PR]
by xr_kaz | 2006-03-01 18:34 | BTOU05


オフロードバイクとの日々
Links
以前の記事
その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧