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06TBI参戦記 その5

車を止めて、荷物とバイクを降ろす。よくこんなに入っていたなというぐらい、車の後ろに広がった荷物を見ると思う。昨日の宴会の中で、バランサーを分解しようと考えていたので、ハイエースの中で作業を開始した。まずは、クーラントをペットボトルに抜き取って、うなぎさんに借りた。「車内用の靴入れトレー?」にミッションオイルを出し、右側のカバーを開ける。分解する前、バランサーのギヤはクラッチを外さなくても抜けるだろうと考えていたが、分解してみるとクラッチを外さないといけないことが解り、一瞬青くなる。TBIに来る前に、普段使わない特殊工具を車内から降ろしていたのである。駄目だろうと思いながら工具箱を見ると、クラッチのセンターナットを緩める工具と、我が家では「星のかけら」と呼んでいる、クランクシャフトと、クラッチギヤの間に挟むギヤの一部を切ったような工具が出てきた。(ホンダ純正工具・ギヤホルダ/07724-0010100)これだけ有れば何とかなりそうだ、ホッと胸を撫で下ろした。 
 クラッチを外し、バランサーギアを見ると、やはりずれていた。原因が解り、ずっと喉に引っかかっていた物が取れた感じで、すっきりした。さっさとギヤを組み変えて、クラッチを締め、クラッチカバーを付けて、クーラントを入れる。ここで問題発生、オイルが無いのである。2STオイルは山ほど持ってきているが、4STオイルが無い。駄目だろうなと思いながら、うなぎさんに聞くが、やはり持って来ていないとの返事、そこで、他のエントラントに聞いて回るが皆無いとの返事、たまたま見送りに着ていたフジーさんに聞いたら。「あるよ」との返事で、ようやくオイルもGETした。このTBIの車検会場では色々なドラマが毎年あり、ホーンが鳴らないなんて言うのは恒例行事で、何年前か忘れたが、バイクの輸送中にCRM250ARが倒れて、ウインカースイッチが壊れて、当然車検落ちと成るのだが、私がたまたま、ウインカースイッチを持ってきており、貸してあげたことがあった。私だけでは無く、TBIに集まる人達は皆でゴールしようという人ばかりで、皆誰かが困っていると、知らない人でも手伝ったりしている。モトクロス等には無い、独特のすばらしい風土が根付いている。
 オイルを入れて、エンジンをかけるが、ウソの様に振動が無くなり、市販車だったことを思い出した。ようやく車検へ行ける状態となったため、受付を済ませ、車検に向かう。小松さんや、長官、カオルさん等の厳しい目で見られながら、リヤタンク等の取り付け、ブレーキ、ウインカー、ホーン、ヘッドライトの灯火等のチェックを受ける。事前に確認していたので、保安部品関係は自信が有ったが、タンクを何と言われるのか自信が無かった。しかし、それも問題無く通過し、車検合格となり、ばたばたとした車両準備のための一週間がようやく終わりを告げた。
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by xr_kaz | 2006-05-27 09:04 | TBI06

06TBI参戦記 その4

 フェリーを降り、堀エッチをうちの車に乗せるために荷物を小川さんの車に移動し、堀エッチを収納すると一路松山に向かう、今日の泊まりは、TOPVACCUMEのリーダー、マコチャンの家だ。話は変わるが、私もTOPVACCUMEのチーム員だがリーダーって呼んだことが無い。本名で呼ぶと本人が照れるので、マコチャンと呼んでいるTOPVACCUME自体もゆるーいチームなので、チーム員が全員集合したことなど一度も無い。でも、年に1、2度ぐらいしか会わない仲間だが、一度集うといつも一緒にいる友人の様に感じるのが不思議だ。TBIに集う仲間たちもこれと同じで、皆仲が良い。ラリーに出ると言うよりも、友人に会いに行くといった感じだ。
 松山についたのは既に午前0時を過ぎて、2時近くだった。(と思う)マコチャンの家に着くと、早速酒盛りとなった。やっぱりここでも眠れずに、明け方まで飲んでいた。
 8時に起床し、車検会場に向かう、久しぶりの奥道後ホテルに懐かしさを覚える。初めて出たTBI、今から10年も前になる。第9回だと思うが、買ったばかりのXR250に、ブリジストンのTWとED03を履いてリヤにカヌー用の防水バックをゴムで縛って向かった。周りに知り合いも無く、完全に一人での出場で、心細い思いをしながらホテルに着いたように思う。そのときと同じように、奥道後ホテルの裏の駐車場へ登る。しかし今年は、たくさんの知り合いに迎えられての到着だった。
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by xr_kaz | 2006-05-25 21:03 | TBI06

06TBI参戦記 その3

 とうとう、出発の金曜となった。夕方になり、美和が我が家にやって来て、3台3人をハイエースに詰め込んで大分のスタックストア(一緒に出場する大分のバイク屋さん夫妻で参加)に向かう。お店について、まず目に入ったのが、分解中のCRM80、私のバイクは右サイドカバーが欠品しており、愛媛のフジーさんに借りようか(ただし赤色)と考えていたので、「新品返却するので貸してください」と交渉しOKを頂く。小川さんの仕事が終わって、フェリーに向かう。フェリーまではGAS珍さんが見送りに一緒に行ってくた。GAS珍さんありがとう。
 フェリーに乗り、早速寝る場所を確保したものの、皆で輪になって明日からの待ち遠しい時間に期待と不安が入り混じり、なかなか寝むれる状況では無かった。その時会話の中で小川さんが
「いやー今回エンジン分解したけど、マニュアルあって良かったーだってバランサーの組み方なんかマニュアル見ないと解んないよね・・・」
と言った。そこで自分の分解作業を思い出すと。そういえば、バランサー調整して、クラッチ組んで、右のクラッチカバーを閉めようとしたけど閉まらなくて良く見たら、バランサーとクランクをつなぐギヤがきちんと、入ってなかったのを発見してギヤを抜いて入れなおした時にバランサーのかみ合い位置の調整を再度しなかったような気がしてきた。
それに、試走での振動?うーん考えれば考えるだけ調整してない気がしてきた。しかし、今更どうしようもないので、とりあえず寝ることとしたが、目をつぶった瞬間、フェリー到着案内のアナウンスが鳴り出した。
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by xr_kaz | 2006-05-23 21:16 | TBI06

06TBI参戦記 その2

何とか組み上げて、エンジンをかける。ブイーンと回すが、「こんなんだっけ?」って感じで振動があるが、既に今日は木曜日しかも夜中の3時。とりあえず1リットルのみ混合を作ってオイルポンプのエア抜きついでに近くのGSにガソリンを入れに行く。
 サブタンクから燃料を入れて、次にメインタンクにも入れ、満タンにしたところで、9.7リットル入った。ということは、10リットルぐらい入る計算になりそうだ。サブタンクは4.0リットル、メインが5.5リットルなので、計算上は9.5だが、満タンにすると多少違うみたいだ。多い分には困らないので実はちょっとうれしい。「つけた甲斐があったな」と思い、ガソリンタンクを見ると、燃料ホースの付け口から、ガソリン洩れている。「ゲッ」と思うが、深夜のセルフGSではどうしようもない、そのまま家まで後ろを気にしながら急いで帰り、今入れたばかりのガソリンを抜く。取り付け口はOリングが入っていたので、取り付け方が悪いのであろうと予測し、Oリングを確認すると、Oリングが噛みこんでいた。切れなくて良かった。明日は出発である。今さら部品注文なんて出来ない。(しかし、その時点で嫁はしっかり噛み切っていた。うなぎさんありがとう)
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by xr_kaz | 2006-05-11 18:55 | TBI06

北京-ウランバートル日記 第28話

そのまま尾島さんを先頭についていく、しばらく行くと枯れ川があり谷の中に伸び、その中をしばらく走る。枯れ川を出て219.16kmの分岐を曲がったつもりになっていたが曲がっておらず、219.65kmのダブルコーションが来ない、おかしいと思い止まって確認すると尾島さんはそのまま行ってしまった。しかもSSERのヘリがそのピストに向かって飛んでいく。しかしコマ図と違うので戻ってみると、219.16kmの分岐を間違えていた事に気が付く219.65kmのダブルコーション222.20kmのダブルコーションで完全にオンコースに戻った事が解り安心して次へと進んだ。
 オンコースに戻ると、ATECの校長先生の車や、ローレンスさんなどと合う。ローレンスさんと校長先生に追い越させてもらい、先を急ぐがまたやってしまう。270.76kmの「水と緑がある」のコマ図を過ぎ、ピストをロストしてしまう。GPSを見るとそのまま真っ直ぐを表示していたので、やめれば良いのに欲を出してGPS走行を始めてしまう。GPS走行をしていると。1kmぐらい離れたところで平行に走っているライダーが見える。オンコースかと思い近づくが彼もGPS走行をしていた。仕方ないのでGPS走行を続ける。14kmほどGPS走行をし、284.81kmのオボーのあるピストにまたしても垂直に遭遇する。しかもそのオボーが最後のGPSポイントのため右に走れば良いのか左に走れば良いのか全く解らない。先ほどGPS走行で会った選手と二人で悩むが、解らないので賭けで右へ行く事とする。しばらく走るが、前からライダーが来て反対だと解り、反対に走り出す。走行していると恐竜の谷に入り、ワダチだらけの砂道に入った。20km近くを走りようやく谷を抜け分岐を左に曲がる。コマ図の目印の家が見え、最後の分岐を曲がり、小川を渡るとゴールが見えようやく長い一日が終わった。
 かなりの選手がすでにゴールしており、テントもちらほら立っている。寺内さんを見つけミスコースしたところでどうだったか聞くとすぐにオンコースを見つけたらしい。やはりGPS走行が悪かった。かなり自信を無くした。しかし、しょうが無いのであきらめ、明日からまたやり直そうと心に誓った。
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by xr_kaz | 2006-05-11 18:30 | BTOU05

北京-ウランバートル日記 第27話

ここでも運良く転倒は間逃れたものの、そこからはかなりスピードを下げて走行した。GPSポイントまであと5kmの所で、GPSの矢印が山の上を指しだした。それまで左手に山を見ながら山と並行に走っていたのだが、徐々に山に近付き、とうとう矢印が山の上を指すところまで来た。モンゴルにしては少し高いが、上れそうなところを見つけ一気に登る。しかし以外に険しくぎりぎり頂上だと思ったところまで行くがその先は20mぐらいあるだろうか急な斜面になっていて下りられそうに無い。仕方なくその斜面はあきらめUターンし下りる。またしばらく山に沿って走っていると枯れ川が出てきた。山の方に向かって伸びているその枯れ川を上流目指して走り、途中からまたGPSが山の上を差し出し、今度は低かったので一気に上る。すると登りきった先はほぼ垂直に落ちていてしかもその谷底に在ったのは白骨だった。家畜のものだとは思うが、ものすごい量で、白い骨が積み重なって一面真っ白になっている。背筋が凍った。当然ながら引き返し、また山沿いに進む。走行していると、山と反対側のかなり遠くの右手に土煙が上がり、バイクのライトがこっちを向いて走ってくる。どうもピストがあるらしくすごいスピードで近づいてくる。先にこちらがピストに垂直に遭遇し場所を聞こうと向かってくるライダーを待つことにする。近づくと尾島さんである事が解り、手を振る。すると止まってくれ今の距離が213.26kmのGPSポイントの近くである事を教えてくれた。
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by xr_kaz | 2006-05-10 22:01 | BTOU05

06TBI参戦記

CRM50が我が家にやってきた。
既に嫁のCRM50は購入済みで、私はXR400での参加としていたが、堀エッチの会社の方が「うちに息子が昔乗ってたのがあるから取りにおいで」と太っ腹なことを言って下さり、はじめは程度次第で掘エッチの出場車になる予定であったが、実物を見ると、決して走りそうには見えなかった全体的に錆サビ、フロントフォークストロークせず、アクセル動かず、タンク内に錆発生、ゴムパーツ全滅・・・修理にかなり金額がかかりそうだったので、堀エッチのサブタンク、マップホルダーステーを作る変わりに頂けることとなった。堀エッチありがとう。
 もらったものの、外観では解らない部分に重大なダメージがあるかもしれない、取りあえずエンジンを開けることとする。クーラントを抜いて、エンジンオイルを抜いて、2stオイルの分離給油タンクからもオイルを抜く、2stオイルは田舎のヤンキーのお約束の甘い香りのオイルが入っていた。この時点で多分シリンダは駄目だろうと思った。
 エンジンを分解に入る。2stなのと、先日嫁のをばらしていたので、簡単に腰上は完了、シリンダは、ピストンリングが固着し、吹き抜け状態であった。燃え残りのオイルがリングにベッタリ付いていた。当然シリンダにもキズがあった。
フライホイールと、クラッチのセンターナットを緩めるために、嫁の手を借り二人がかりで緩める。クランクを割ってみると、内部は綺麗で、ベアリング、ギヤ共に問題ない様子。ラッキーと思い。クランクのベアリングを触ると、「ゴリッ」と嫌な感触、コンロッドには問題無いし、クランクシャフトのオイルシール当たり面も問題無いので、クランクのベアリングのみ交換する。(ちなみに嫁のは2万キロ走っていたためかクランクのシール部が段付きになっていた。)
 発注した部品も手に入り、エンジン組み立てに入る。灯油で部品を洗い、エアブローし、組み立てる。クランクケースを閉める前にバランサーを外そうかと、悪魔の誘いがあったが、2000kmも振動は辛いのと、レギュレーション違反になりそうなのでやめることとする。(こんなやらしいことを考えていたためかバランサーには後日やられる事となる)
 クランクケースを締め、また嫁に手伝ってもらい大物のナットを締める。感謝感謝
車体にエンジンを載せ、まじまじと車体を見ると。ブレーキホースヒビ、アクセル固着、リヤブレーキシュー調整いっぱい、チャンバー、ステップ、スタンド、フロントフォークがこれでもかというぐらいの錆、テールライトレンズ無し、燃料タンクホース硬化、ラジエターキャップ錆、スポーク、リムサビサビ、ホイルベアリングシールボロボロ、うーんと悩んでしまいそうな作業量であった。
・ブレーキキャリパーOH(シール、ピストン、スライドピン交換)
・アクセル、クラッチワイヤー交換
・キャブレターOH(しかし、OH出来ず結局新品にした)
・タンク内サビ取り、&防錆コーティング
・フロントフォーク交換(嫁のノーマルと交換、なんと嫁のはCRのサスです)
・インシュレーター交換
・チャンバー、スタンド、ステップ、フレーム、塗装(ちょっとサビがひどすぎ)
・ブレーキシュー、パッド交換
・ラジエターキャップ交換
・全ホース類交換(ラジエター燃料、オイル)
・前後ホイールベアリング交換
・チェーン、スプロケット交換
・タイヤ交換
・電動マップケース取り付け
・HIDユニット取り付け
・リヤタンク取り付け、(リヤタンク用ステーワンオフ製作)
・バッテリーボックス取り付け、
・HID、電動マップ、バッテリの配線
・サブタンクガソリンホース配管
・サブタンク取り付けによるウインカー位置変更
・フロントマスク、ライトXR400用の取り付け
・他
疲れた・・・あと一週間しかない
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by xr_kaz | 2006-05-09 22:34 | TBI06

北京-ウランバートル日記 第26話

 RCPに到着すると、すでにガントルガ選手と、ボルドバートル選手が到着している、ガントルガ選手に水をもらい喉を潤し、キャメルバックにも水を追加させてもらう。
 RCPでの指定休憩時間が過ぎ、再度スタートを切る。スタート後すぐ173.00kmのCAP270を通過し、ピストに出るが次の枯れ川の距離がおかしい、数台のバイクと共に行ったり来たりし、XR400の寺内さんが戻ってみるとジェスチャーをするので、途中まで付いていったが、「もう一度さっきの道を行ってみよう」と、欲を出したため、完全に道に迷ってしまい、やってはいけないGPS走行に切り換えた。(後で考えると大失敗だった。迷った時こそ、解る所まで戻るべき)GPSを見ると次のポイントまで20km、ひたすらGPSの指す方向に向けて真っ直ぐ走る、試走隊の走っていない道の無い平野、平らだが拳大の石が有り、気を抜けない、80km/hほどで走行していると、突然枯れ川が現れ、垂直に1mぐらい落ちている。ブレーキをかけるが間に合いそうに無いので、そのまま飛び降りる。転倒等は無かったがかなりあせった。登れる所を探し、さらにGPSの指す方向に走る。怖い思いをしたので、冷静になり、スピードを60km/hに落とし、かなり注意しながら走行する。緑も多くなり、走りやすくなった時にそれは突然現れた。ウォッシュアウトである。幅が1m強ぐらいのため数メートル手前まで見えなかった。当然ブレーキなど間に合わずそのままのスピードで突っ込む、何とかスタンディングで体を後ろに引いたが、バイクを通り越して衝撃が頭のてっぺんまで走った。
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by xr_kaz | 2006-05-09 20:50 | BTOU05

北京-ウランバートル日記 第25話

スタートのカウントダウンが始まり、エコからスタートする。プリウスは遠くの斜面の下り坂を利用してスタートしていた。ボルドバートル選手の順番が来て、スタートするがその場で埋まってしまいしかもエンストしている。とまっているボルドバートル選手をその場でパスし先にスタートする。CAPはスタート前に確認していたのでその方向に向かって一直線に走る。CAPチェンジが途中にあるはずだが解らなくなりGPS走行に切り替え、さっき向かったGPSポイントに向かう、途中左手遠くのデューンにカメラマンが見え、もしかしたら間違いか?とも思ったが、GPSポイントにはついさっき行ってるのでそのまま向かう。ちょうどGPSポイントの手前のコブに差し掛かったところでオフィシャルの4x4が見えオフィシャルが「右に寄れ」と手でジェスチャーしている。右に寄って走行していると、白いカウル付きのバイクが倒れ、アルミシーツが見える、一瞬だったが、E-OFFの戸井田さんだと解った。何事も無ければ良いがと思いながらも先へと進む。戸井田さんを見かけてすぐボルドバートル選手に抜かれる。しばらく行くと石混じりの砂に路面が変わり、コマ図にあるクラックが出現した。ここで距離の補正を行いメインピストにぶつかるとここから次の村までは問題なく走ることが出来た。村に行く途中、加持さんと、ガントルガ選手に直線で抜かれあっと言う間に離される。
 107.40kmの村に到着し、クラックを越えて左折する。村の左端を走行するが次のGSで迷う、ここで加持さんと会うが加持さんも迷っているようである。「ひとつ目のGSの横を南へ迂回、村には5つのGSがある」との記入があり、「5つなんて空撮でもしないとわかんねー」などと思っていると、ロシアンジープに抜かれ付いていくと、何とかメインピストに乗ったようである。109.95kmの「水のある小川」が現れようやくホッとし、前を行くロシアンジープを抜こうとピストを外れ加持さんが先頭でキャメルグラスの中を進む、しかし目の前で加持さんがキャメルグラスに突っ込んで前転した。「大丈夫?」と声をかけるが、立ち上がり、手を上げているので先行したロシアンジープを追いかける。追いつくと脇に避けてくれ、追い越させてくれた。ここからRCPまでは細かい分岐が何度か現れ間違いそうになるが、なんとか間違わずRCPに到着する。
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by xr_kaz | 2006-05-07 11:16 | BTOU05

北京-ウランバートル日記 第24話

74.64km地点のCAP270を過ぎ、低い木立を抜けるとデューンに到着した。しかしGPSポイントにあるはずのSSスタート地点が無い。近くの高いデューンに登るが何にも見えない。5,6台のバイクが走り回っているが皆迷子のようである。リエゾンの制限時間も無くなりそうになってきたので仕方ないので来た道を戻ることにする。戻っていると 嫁の「まる」 と遭遇し、「どっち?」って聞くが良くわからないらしいので仕方なくヘリに向かって走る、近づくと無数のワダチがあり、しばらく行くと皆到着している。皆が止まっているところにバイクを止めると、誰かが「ssの進入方向違いでペナルティになるよ」と教えてくれ、黄色いフラッグを通ってこなかったことに気が付く、ぐるっと回るだけなので、ウエストバックを置き、バイクのエンジンをかけ、回れば良いのに小さいコブを登ろうと垂直に進入する。ところが「えっウソ!」と思ったときにはすでに遅く、無残にもフロントタイヤは砂にめり込み、自分は前方に「一本背負い」を食らって飛んでいた。砂なので体にダメージは無かったが、フロントがフルボトムした拍子に、ブレーキホースがマップケースにからんで、今にも切れそうになっている。外そうにも工具は皆の止まっているところにあるし、どうしようもない。フロントフォークをゆすってはずそうとするが、ブレーキホースを切りそうで怖い、仕方なくバイクをそこに置いて工具を取りに戻り、レンチでマップケースを緩め外した。日本に帰ってからこのシーンを写真で見たが見事に投げられていた。ブレーキホースを外し、バイクを起こし、バイクをまたぐが反対側に倒してしまう。かなりヨレヨレになりながら何とか黄色のフラッグを回りスタートラインに並ぶ。
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by xr_kaz | 2006-05-06 00:25 | BTOU05


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